なぜ文化は殺されるのか 「最近の若者は日本の文化を殺そうとしているのではないか」 を読んで

まず初めにこのエントリは極論を書いてるということでよろしくお願いします

最近の若者は日本の文化を殺そうとしているのではないか
http://anond.hatelabo.jp/20090308235742

このエントリでは今金が支払われてないものだけを文化としてくくってないか?
たとえば、ライトノベル、漫画、小説でもミリオンヒットは出てる。
昔に比べれば少なくなっていたり、立ち読みしてるだけの人なんかはいるが、もはや、作品というよりは作家のファンになっていて、信者の間ではお布施、言われるようなお金の使い方をする人がいる
これは若者が作り出している文化とはいえないのか?そしてこういった若者は文化を支えているとはいえないのか?
若者は〜ってまとめ方にも違和感ある
若者の中にも対価を払わない人を毛嫌いする人はいるはず
実際に友人にも、この漫画、ゲーム、小説、ラノベ好きだよ、俺ファンだよ、っていってるのに金払って買ってないやつは絶対に許せない、って考えてる人はいます
最近ではその傾向がさらに強まって、中古で買うことも許せない、という意見になっている
そんな彼はいま絶版になってしまったものの扱いについて悩んでいるようですが・・・

あとなんで急に歌舞伎とかクラシックとかオペラとかに話が飛ぶのかわからい
このエントリは、本来対価を払うべきものにたいして対価を払わず、その行動を正当化する若者に向けたものだと思ったからだ
こういう、なんか高尚な感じがする増田が文化と呼びたがっているものは長らく、上流階級の人たちによって支えられているたんじゃないかな?
そう考えれば、ごく普通の若者、たとえば、増田の妹なんかが歌舞伎、バレエ、クラシック、オペラ、はっ、私には関係ないよ、廃れるなら廃れればって態度をとるのは異常なことでもないし、それが日本が崩壊することにつながることにはならないと思う。
ほとんどの人は自分の社会的な地位にふさわしいと考えられている行動をとるものだから。
あと、昔の大学生は、高校生はうんぬんかぬん、もっと文化を大切に〜っていう意見を持つ人がいるかもしれないけど、昔(ほんとに昔になるけど)は大学や高校生は若者のうちのほんの何パーセントの選ばれたエリート集団だったってことをわすれないでほしい。
大して昔ではない高度経済成長のときいは中学を卒業した若者たちが金の卵ともてはやされていた